国際通りにセブン、7月オープンへ 沖縄ツーリスト、コンビニ事業に参入


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 沖縄ツーリスト(OTS、東良和会長)は21日、セブン―イレブン沖縄(久鍋研二社長)とフランチャイズ契約を結び、コンビニエンスストア事業に参入すると発表した。国際通り沿いにあるOTS本店(那覇市松尾)の1階をセブンの店舗にする。セブンが沖縄に進出する7月のオープンを予定している。現時点でOTSによる展開が決まっているのは1店舗のみという。

 OTSによると、訪日外国人観光客(インバウンド)はコンビニを利用することが多いという。OTSは「コンビニがインバウンド需要を支える機能を果たす拠点として、重要度が増していくことを考えた」とセブン展開の背景を説明する。

 国際通りに展開する店舗ではインバウンドの受け入れ体制を強化する方針で、多言語や免税などの対応ができるようにする。本店2階にあるラウンジも活用しながら外国客の呼び込みを図る。OTSは「適切なインバウンド対策を行えば売り上げを伸ばすチャンスがある」としている。

 セブンは沖縄進出から5年間で250店の展開を目標に掲げている。金秀本社ともフランチャイズ契約を結んでおり、糸満市兼城のサンプラザ糸満商業施設敷地内に店舗展開をすることが決まっている。