24日に王将戦、沖縄開催は18年ぶり 第4局、前夜祭も


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盤上を見つめる久保利明王将(右)と挑戦者の渡辺明棋王=1月、静岡県掛川市(スポーツニッポン新聞社提供)

 久保利明王将に渡辺明棋王が挑戦する将棋の第68期王将戦七番勝負第4局那覇対局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社、日本将棋連盟主催、琉球新報社共催)が23日から沖縄県那覇市泉崎の琉球新報本社ビルで始まる。同日午後6時から琉球新報ホールで前夜祭があり、24、25日は同ビル内で対局、新報ホールでの指導対局、大盤解説会がある。

 七番勝負は第3局を終えて挑戦者の渡辺棋王が3連勝している。久保王将にとって、第4局は反転攻勢に移れるか重要な一番。本年度の渡辺棋王は8割近い勝率を誇り、棋王戦でも防衛にあと1勝と勢いがある。63期(2013年)以来の王将復位がなるか注目だ。

 県内でのタイトル戦は01年の第49期王座戦以来、約18年ぶり。那覇対局は琉球新報創刊125年、新本社ビル落成を記念して開催される。詳細は琉球新報読者事業部(電話)098(865)5013、https://ryukyushimpo.jp/event/entry-868466.html