【北中城】沖縄県内最大級のショッピングモール、イオンモール沖縄ライカム(北中城村)が4月下旬に改装工事を終え、リニューアルオープンする。同社は昨年8月に売り場面積を拡大し専門店数を増強する計画を発表していたが、正確なオープン時期は公表していなかった。4月中にオープンすることで、今年は最大10連休となるゴールデンウイークの集客を狙う。
県内ではサンエーとパルコが今夏、浦添市西海岸に同規模の大型商業施設の開業を予定しており、商業施設の競争が激化しそうだ。
改装工事では1階ピロティ駐車場の一部を店舗化する。改装エリアには需要の高いファストファッションや、ライフスタイル提案型の専門店などが入居する予定。ユニクロが売り場面積を拡張するほか、体験型のスポーツテーマパークも新規開店する。
店舗数は現在の230店舗から10店舗増の240店舗となり、総賃貸面積は8千平方メートル増の約8万6千平方メートルとなる。
工事に伴い約250台分の駐車スペースが店舗となるが、敷地外に約300台分のスペースを新たに確保したため、4千台が駐車できるようになる。
イオンモール沖縄ライカムの佐藤規正ゼネラルマネージャーは、2015年4月の開業以来初となるリニューアルについて「商品やサービスを通してますます地域社会に喜ばれ、貢献できる施設を目指したい」と意気込みを語った。
(当銘千絵)