香り、粘り気、上等な味! 和そば楽しめる「日本一早出し新そばまつり」 大宜味村江州公民館 3日まで


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
埼玉や福岡からそば打ち職人が訪れ手打ちそばが振る舞われた=2日午前10時半ごろ、大宜味村の江洲公民館

 【大宜味】「日本一早出し新そばまつり(大宜味村産和そば)」(主催・大宜味村蕎麦生産組合)が2日、大宜味村の江洲公民館で始まった。3日まで。

 2月に収穫されたばかりで香り豊かな新そばが楽しめる。2日間限定千食。まつりは今年で3回目だが、今年は初めて手打ちそばが振る舞われている。

大宜味村産のそば粉を使った手打ちそば

 大宜味村は本島で唯一ソバを栽培・収穫しているが、手打ち技術がなく毎年パスタマシンで作ったそばを提供していた。

埼玉や福岡からそば打ち職人が訪れ手打ちそばが振る舞われた=2日午前10時半ごろ、大宜味村の江洲公民館

 大宜味村のそばまつりを盛り上げようと全麺協(東京都)の藤間英雄理事らが、手弁当で大宜味村を訪れ、そば粉を手打ちし本格的な和そばを振る舞っている。公民館の外にも行列ができにぎわいを見せた。

取れたての大宜味村産そばを求めて行列ができた=2日午前11時ごろ、大宜味村の江洲公民館

 村そば生産組合の平良幸太郎組合長は「ことしは香りも良く粘り気もあって上等な味。楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。【琉球新報電子版】