【大宜味】「日本一早出し新そばまつり(大宜味村産和そば)」(主催・大宜味村蕎麦生産組合)が2日、大宜味村の江洲公民館で始まった。3日まで。
2月に収穫されたばかりで香り豊かな新そばが楽しめる。2日間限定千食。まつりは今年で3回目だが、今年は初めて手打ちそばが振る舞われている。
大宜味村は本島で唯一ソバを栽培・収穫しているが、手打ち技術がなく毎年パスタマシンで作ったそばを提供していた。
大宜味村のそばまつりを盛り上げようと全麺協(東京都)の藤間英雄理事らが、手弁当で大宜味村を訪れ、そば粉を手打ちし本格的な和そばを振る舞っている。公民館の外にも行列ができにぎわいを見せた。
村そば生産組合の平良幸太郎組合長は「ことしは香りも良く粘り気もあって上等な味。楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。【琉球新報電子版】