経済

沖縄県内時給927円、最高 求人誌調査 最賃上昇、大型店効果も

 求人情報誌「ジェイウォーム」を発行する冒険王(那覇市、佐和田安行社長)は2日までに、2018年10月から19年1月までの沖縄県内の賃金動向を取りまとめた。最低賃金の上昇や大型商業施設の新規オープンを控えて賃金相場が上がっていることなどから、平均時給は前年比34円増の927円、平均月給も同1万956円増の17万7842円となり、11年の調査開始以来最高を記録した。15年からの5年間で平均時給は100円、平均月給は1万7318円増加した。

 平均時給では、16業種のうち12業種で前年を上回り4業種で低下した。最も平均額が高かったのは「医療」の1134円で、前年比149円増。講師、インストラクターなど「教育」は1073円だったが、同18円減と減少した。時給の最高額は1230円、最低額は844円だった。

 平均月給では「コールセンター関連」が21万7743円で同4万6640円増となった。新規オープンの事業所が押し上げたとみられる。「医療」は同2万1008円増の20万4479円だった。月給の最高額は27万4356円、最低額は15万1588円だった。冒険王によると、高月給のコールセンターや歯科医師の求人が多かったなどから平均月給の上昇幅が大きくなったという。

 冒険王制作・企画課の大嶺隆彬さんは「平均賃金や相場をみて、企業も再度賃金を見直すなどして最良のマッチングに努めてほしい」と話した。

 県内の主要求人誌3誌に掲載された求人広告の賃金を取りまとめた。企業総数は3534社、求人広告のサンプル数は2万5223件。時給、月給には残業代や諸手当は含まれない。詳細をまとめた「沖縄の平均賃金本DATABOOK2019」は、沖縄本島内の書店やコンビニエンスストアで販売される。税抜き231円。



関連するニュース






  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス







  • 他のサービス