経済

那覇空港、7駐機場増設計画 23年めどに順次 離着陸増に対応


 那覇空港の航空需要増加に対応しようと、国が新たに駐機場を7スポット程度増設する計画を進めていることが14日、分かった。複数の関係者が明らかにした。現在、那覇空港は67スポットあるが、2020年3月の第2滑走路の供用開始による離着陸回数増加に合わせ、23年をめどに4~7スポットを順次増やす方向で調整している。

 新設するスポットはターミナルビルから搭乗橋で乗り込む固定スポットではなく、国際線旅客ターミナルビルと誘導路の間に設置される「沖留め」と呼ばれるオープンスポットで、バスなどで移動して乗り込む形となる。

 現在、那覇空港のスポットは旅客ターミナルビルから搭乗橋を利用して航空機に乗り込める固定スポットが18ある。バスなどで移動して乗り込むオープンスポットも含めて、スポットは大型ジェット機用16、中型ジェット機用13、小型ジェット機用が13、その他・小型機用が25あり、合計67となる。このうち小型ジェット機用の2スポットは昨年11月に増えた。

 那覇空港は今の滑走路1本で安定的に離着陸できる回数は年間13.5万回だが、17年度の実績は16.6万回に達している。第2滑走路の供用開始により、安定的に離着陸できる回数は18.8万回に増える。ただ、現状でも弾力的な運用で回数を積み重ねており、国も18.8万回を超える離着陸回数拡大に向けて検討を進めている。

 そのため、少なくとも年間2万2千回程度は離着陸回数が増えることが確実で、さらなる増加も予想される。今後、搭乗橋が利用できない場合に沖留めで対応するため、スポットを増やす計画という。

 スポット増設について、国土交通省那覇空港事務所は「現時点でお答えすることはできない」としている。