【ボリビア】福岡大6学生が子らに野球指導 青年海外協力隊で派遣


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 国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として福岡大学野球部の6人が2月6日から3月8日まで、コチャバンバ市やサンタクルス県などで野球を指導した=写真。ボリビアの青少年の野球技術向上が目的。

 JICAと福岡大学が2015年8月にボランティア連携に関する覚書を締結して以来、毎年、サッカー部と野球部の部員約10人を短期ボランティアとして約1カ月間派遣している。

 オキナワ移住地には、2月12日から15日まで滞在し、13日はオキナワ第一日ボ学校の全学年に対し野球の指導をした。14日は日本の遊びと文化について小学生と中学生に分けて講義し、午後は野球の指導をした。15日は第2移住地のヌエバ・エスペランサ校でも野球の指導を行った。

 オキナワ第一日ボ学校の嘉手納町系3世の幸地恵さん(13)は「バッティングの仕方や色んなことを学んだ。またいつか日ボ校に来て、一緒に野球したい」と話した。福岡大学スポーツ科学部スポーツ科学科4年の藤松涼太さん(22)は「オキナワ移住地の子どもは自発的に参加してくれて、野球を楽しんでいてくれたのが印象的だ。私たちも活動が楽しくできた」と話した。
 (安里玉元三奈美通信員)