沖縄弁護士会が性的少数者の支援宣言を決議


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 性の多様性が尊重される社会の構築に尽力しようと、沖縄弁護士会(天方徹会長)は性的少数者のさらなる権利保障に努める宣言を決議した。20日付。今後、専門の法律相談窓口を設置するなど性的少数者のための法的支援の検討や研究などに取り組む。

 宣言は性的少数者に対する社会的偏見や差別が依然として根強く存在し権利保障が不十分な一方で、法的支援が行き届いていない現状があるとして提案された。

 同会は弁護士が基本的人権を擁護する立場から性的少数者の問題や当事者の困難、苦悩を積極的に学び、法的に支援する責務を負っているとした上で、その多くは諸課題に十分に取り組んできたとは言い難いと提案理由を説明。「高い自覚を持って研さんに努め、諸課題の解決に全力を尽くす必要がある」とし、性の多様性の象徴とされる虹を引用し「レインボー宣言」として表明した。