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観光客も多く訪れる離島で感染症患者が見つかったらどうする? メッシュと那覇検疫所が感染症者搬送で協定

隔離ベッドの搭載状況を確認する那覇検疫所職員とメッシュ・サポートの関係者ら=1日、那覇空港(メッシュ提供)

 NPO法人メッシュ・サポートと厚生労働省那覇検疫所はこのほど、海外から沖縄県宮古島市や石垣市への入域者にエボラ出血熱などの「一類感染症」にかかった疑いのある患者が見つかった場合に、沖縄本島へ搬送するための協定を締結した。締結は6日付。

 宮古・八重山圏には「一類感染症」に対応できる医療機関がなく、感染拡大を防ぐため、どう患者を隔離して本島の指定病院に搬送するかが課題となっていた。協定は、那覇検疫所の要請でメッシュが小型飛行機を出動させることなどを定めている。

 那覇検疫所は搬送について自衛隊などにも交渉をしたものの、法の規定から難しい状況だという。垣本和宏所長は、航空便やクルーズ船の就航で宮古・八重山を訪れる人は増えているとし「感染症が入ってくるリスクも上がる。危機管理を考慮し、メッシュには大きく期待している」と強調した。メッシュの塚本裕樹理事長は「自分たちができる地域に役立てることを今後とも尽力していきたい」と話した。



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