1.5号竿で7.5キロのマクブ


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3月25日、石川海岸で6キロのマクブを釣り上げた珍福会の當銘由樹さん(左)と7.53キロのマクブを釣り上げた珍福会の田仲康将さん

 3月25日、珍福会の當銘由樹さんと田仲康将さんはマクブを狙って早朝7時過ぎから石川海岸で竿(さお)を出した。シガヤーダコを餌に仕掛けや餌は2人ともオーソドックスなマクブ狙いの仕掛けだが、竿は大きく異なっていた。

 當銘さんはオーソドックスなタマン竿だったが、田仲さんは1・5号のフカセ竿を使用。彼はこの竿で、これまで5キロクラスのマクブやタマンを釣り上げた実績を持つ。

 竿が柔らかいと、魚が暴れることが少なく、また柔らかな竿を駆使して大物を釣ることでよりスリリングに釣りを楽しめるというのが田仲さんの持論。

 この日最初のヒットは當銘さん。8時過ぎにアタリがあり、2分程でタモに収まったのが6キロの良型のマクブ。1時間後に今度は田仲さんにヒット。弓なりに曲がる竿を巧に操り、マクブに主導権を与えない。根をかわし、足元近くまで寄せたが、人影を見て必死の抵抗を見せたマクブは柔らかい竿では寄せることが難しかった。

 その様子を見ていた當銘さんは水中に立ち込み、エラに手を入れハンドランディング。

 これが田仲さんにとって自己記録となる7・53キロの特大マクブ。釣り方には人によって千差万別、だからこそ楽しいし、奥が深いのだ。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

3月24日、与那原海岸で1.53キロと1.41キロと0.84キロのミーバイを釣った譜久山勝さん
3月31日、泡瀬海岸で51.5センチ・2.36キロ、51センチ・1.99キロ、43センチ・1.34キロのチンシラーを釣った上原豊久さん

3月17日、宜名真海岸で40.4センチ・1.36キロと34.2センチ・0.72キロのガラサーミーバイを釣った前泊美樹さん
3月23日、北谷海岸で41センチ・1.08キロのミナミクロダイを釣った小浜守清さん

3月24日、糸満釣り筏でコガネシマアジを釣り上げた有銘秀馬さん
3月27日、西崎港内でユダヤーガーラやアマイユ等を釣った仲座利裕さんとりくさん、ひろとさん

3月19日、津堅島で48.7センチ・1.44キロの尾長グレを釣った仲上門透さん
3月25日、那覇一文字で65センチ・3.78キロのタマンを釣った川端勝己さん

3月20日 那覇一文字で52.5センチ・1.92キロと50センチ・1.71キロのタマンを釣った玉城隆司さん(チーム海クワーサー)
3月27日、西洲で42センチのイラブチャーを釣った友利範之さん