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普天間離着陸20%増 外来機は4倍 夜間の飛行も増加 防衛局18年度調査

 【中部】2018年度の1年間に米軍普天間飛行場で航空機が離着陸した回数は1万6332回で17年度比20・3%増加し、うち外来機が17年度比約4・2倍の1756回に増えたことが15日までに分かった。18年度は宜野湾市に寄せられる市民からの苦情が過去最多となるなど、地元への基地負担が重くなっている。

 米軍嘉手納基地への離着陸回数は前年度比14・7%減の4万959回だった。

 沖縄防衛局が実施している目視調査で確認した。普天間飛行場では、滑走路劣化に伴う補修工事があった17年1月から18年1月の間、固定翼機の運用を中断していたことにより、18年度はその反動で離着陸が増えた可能性もある。

 嘉手納基地は今年1月から2本ある滑走路のうち北側を補修工事で閉鎖した。現在は南側滑走路1本のみで運用しているため、全体の回数減につながったとみられる。

 一方、普天間飛行場では今年1月に外来機が最多の378回の離着陸を記録するなど、前年より増加する傾向にある。

 普天間飛行場での離着陸回数は月別では18年8月の2175回が最多となった。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの離着陸は、18年度は17年度比28・3%増の2952回。

 航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で飛行や地上の活動が制限される午後10時から翌日午前6時までの離着陸は、17年度より49回多い618回だった。

 嘉手納基地では米軍岩国基地所属のステルス戦闘機F35Aが12機暫定配備されていた18年4月の離着陸は8066回と突出し、F35A単独でも583回確認された。

 午後10時から翌日午前6時の離着陸は1546回で、17年度より21回増えた。