シンガポール政府系投資会社傘下のザ・ホテリエ・グループが、同社が所有するANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー(那覇市)の売却を検討していることが17日までに明らかになった。関係者によると、売却先はジャパン・ホテル・リート投資法人と見られている。
売却が完了した場合の運営は、県内外でホテル事業などを手掛けるホテルマネージメントジャパンが担うという。すでにハーバービューの社員向けの説明会が行われている。社員の雇用は維持される。
ジャパン・ホテル・リート投資法人は、県内でオキナワマリオットリゾート&スパ(名護市)などを取得している。同法人の資産運用会社であるジャパン・ホテル・リート・アドバイザーは琉球新報の取材に対し「売却には関わっていない。今後の予定もない」と否定している。