菅官房長官が来月訪米へ 普天間移設や在沖海兵隊のグアム移転で意見交換


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
菅義偉官房長官

 【東京】菅義偉官房長官は25日の会見で、5月9日~12日の日程で訪米すると発表した。沖縄の基地負担軽減担当相として米国政府要人と会談し、「沖縄の基地負担軽減に直結する米軍再編の着実な実施を確認する」と述べた。

 米国訪問時に、ポンペオ国務長官、シャナハン国防長官代行と個別に会談する方向で調整に入った。日本政府関係者が25日、明らかにした。

 シャナハン氏とは、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設や、在沖縄米海兵隊のグアム移転計画について意見交換する。

 菅氏は拉致問題担当相と沖縄基地負担軽減担当相を兼務。ポンペオ氏との会談では、拉致被害者の早期帰国に米政府の支援を重ねて要請するほか、北朝鮮の非核化に向けた日米連携を確認する。