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アセローラジャムにマスタードまで! 沖縄本部町のアセローラフレッシュが新商品発表 自社加工で6次産業化も

(右上から反時計回りに)アセローラのフルーツ酢、ピクルス、コンポート、ジャム(130グラム)、ジャム(40グラム)、マスタード

 【本部】沖縄県本部町の農業生産法人アセローラフレッシュ(並里康次郎社長)が町産アセローラの果皮を使ったジャムやマスタード、フルーツ酢、果実のコンポートにピクルスの計6商品を新たに開発した。県外に委託していた加工を自社で手掛けるようになり、6次産業化も実現。消費拡大に向けて「本部アセローラブランド」の確立を目指している。

 県は本部町をアセローラの拠点産地に認定している。同社の自社生産化については、町が一括交付金を活用した2018年度の「もとぶ産業クラスター形成事業」で、機材購入費など1520万円を補助した。レシピ開発には、フレンチレストラン「ラトリエ」(那覇市)の島袋司シェフが協力した。


新商品をPRするアセローラフレッシュ社の並里康次郎社長(右)、並里哲子会長(左)、平良武康本部町長=4月25日、町役場

 新商品のうち、これまで使わなかった果皮を使った小瓶のジャムは肉や生ハムにも合う新感覚の味。マスタードは果皮と県産カラシナの種を使用し、本部産の牛肉とのコラボレーションも視野に入れている。

 4月25日、町役場で記者会見した並里社長は「アセローラの果皮はアントシアニンが豊富に含まれ、美容や健康に良い」と説明した。自社生産化について「和歌山の工場などに委託していた加工が自社で可能になり、お客さまの声を商品に反映しやすくなった。コストも3割削減できた」と語った。平良武康町長は「ふるさと納税の返礼品や土産品にぴったり。ぜひ活用したい」と期待を寄せた。

 6商品は5月12日の「アセローラの日」に、町大浜の「もとぶかりゆし市場」で発売する。