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【アメリカ】「蝶々夫人」衣装担当 北中城出身、押元さん

押元須上子さんが衣装を担当した「蝶々夫人」の1シーン=4月14日、米ロサンゼルス・リトル東京のアラタニ劇場

 パシッフィック・オペラ・プロジェクトによるオペラ「蝶々夫人」の公演が4月6日、13日、14日の3日間、米ロサンゼルス、リトル東京のアラタニ劇場であった。3日間全て満席の盛況ぶりで好評を博した。ハリウッドを中心に映画やテレビ、舞台などで活躍する衣装デザイナーの押元須上子さん=北中城村出身=と、寺内健太郎さんのコンビ「キモノSK」が衣装を担当した。

 役者30人の着付けは押元さんの弟子の着付師6人が担当し、押元さんが育てた弟子たちの晴れの舞台ともなった。舞台裏の技がステージで光り、「お弟子さんやヘアメークみんなの力のおかげで舞台ができて幸せ」と押元さんは喜んだ。

 公演はイタリア語は一切使用せず、日本人、米国人それぞれの役者が母国語で歌う、2カ国語の画期的なステージだった。

 押元さんは「今までになくとても珍しいオペラ。美しいコーラスの出演者たちが着物を着て歌うシーンは圧巻。衣装デザイナー冥利(みょうり)に尽きる」と感激で声を詰まらせていた。

 (当銘貞夫通信員)