沖縄観光の0歳児がはしかに感染 4月25~27日滞在 県が注意呼び掛け


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 沖縄県地域保健課は8日、観光で家族と県内を訪れた0歳男児が麻疹(はしか)に感染していたことが判明したと発表した。他者に感染した可能性があるとして、行動歴を公表して注意を呼び掛けている。

 男児は4月25日に到着して名護市内のホテルに宿泊。26日には本部町の沖縄美ら海水族館を訪れ、27日に那覇から羽田経由で帰路に就いた。

 27日から発熱やせきなどの症状が出始め、29日に発疹が現れた。

 同課は26日午前11時半~午後4時ごろに美ら海水族館を、27日午前10時~午後2時ごろに那覇空港を訪れた人は感染の可能性があるとして、「体調が悪い場合は不要不急の外出を避け、発疹などがあれば事前に連絡の上で医療機関を受診してほしい」と促している。