那覇市の那覇港管理組合(管理者・玉城デニー知事)は、那覇市と浦添市を結ぶ「なうら橋」交差点の改良工事を今月末にも開始する。6月27日に予定されている大型複合施設「サンエー浦添西海岸パルコシティ」の開業に間に合わせることを目指しており、周辺道路の混雑緩和を図りたい考えだ。
同管理組合は本紙の取材に対し「交差点での渋滞は以前から課題となっていた。短期的な渋滞対策として早期に取り組んでいきたい」と話した。
交差点の北側道路の中央分離帯の幅を削り、南向け車線の右折帯を約20メートル延長する。右折帯は全長約50メートルとなり、普通車4、5台分の長さを新たに確保する。
午後10時~午前5時の夜間工事を予定し、今後地域住民に向けた説明会を開催する。那覇港管理組合の担当者は「渋滞緩和対策の一環として、早めに工事を完了させたい」と強調した。