柔道のポーランドカデ(15歳以上、17歳以下)国際大会は18日、ポーランドで開幕し、女子44キロ級の宮城杏優菜(沖縄尚学高3年)は決勝でギリネオ(イタリア)に背負い投げで一本勝ちし、初の頂点に立った。宮城は初戦からオール一本勝ちで頂点に上り詰めた。
4月の全日本カデ選手権で日本一に輝き、国際大会でも優勝を果たした宮城は「まさか優勝するとは思ってもいなかった。外国人とは最初やりづらかったが、後から修正できた」と話した。沖縄尚学の真喜志康孝監督は「初めての海外でも(宮城が)力を発揮してくれた。さらに成長したなと感じる」と喜んだ。
宮城は、世界カデ選手権(9月25~29日)への出場権も獲得している。