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盲学校の卒業生で上映会を企画 全盲の姉と重度障害がいの弟描いた映画 6月8日西原で

「イーちゃんの白い杖」自主上映会の和泉芳実行委員長(前列左から2人目)と実行委員会のメンバー=12日、南風原町神里

 【南風原・西原】全盲の姉と重度障がいの弟との絆を描き、20年間の家族の姿を記録したドキュメンタリー映画「イーちゃんの白い杖」の自主上映会(主催・イーちゃんの白い杖自主上映会沖縄実行委員会)が6月8日、沖縄県西原町さわふじ未来ホールで開かれる。当日は映画の主人公「イーちゃん」こと小長谷唯織さんや橋本真理子監督、音楽を担当した川口カズヒロさんの舞台あいさつもある。映画は2019年度児童福祉文化賞、第56回ギャラクシー賞報道活動部門奨励賞を受賞した。

 自主上映会は、県立沖縄盲学校の卒業生で会社員の和泉芳さん(46)が、友人のフェイスブックで映画を知り、同校卒業生らに声を掛け有志12人で実行委を立ち上げ、沖縄での上映となった。和泉実行委員長は「女性の成長の記録を通して、思春期の葛藤や試練を乗り越えていく姿を多くの人に見てほしい」と語った。

 上映開始は午後2時(1時半開場)。前売り、当日ともに高校生以上800円、小中学生500円、未就学児は無料。字幕入りで、視覚障がいなどに対応した音声ガイドなどができるアプリケーションUDCast(ユーディーキャスト)対応のバリアフリー映画となっている。親子席や介助についての相談も受ける。

 問い合わせとチケット販売は、県視覚障害者福祉協会(電話)098(863)2997と南風原町社会福祉協議会。
 (山上順子通信員)