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「平和な空条例」不採択はなぜ? 宜野湾市議会市民意見交換会に寄せられた市民の声

宜野湾市内4カ所で開かれた市議会の議会報告と市民との意見交換会=17日、宜野湾市赤道の市社会福祉センター

 【宜野湾】沖縄県の宜野湾市議会(上地安之議長)は14~17日、市内4カ所で議会報告と市民との意見交換会を開いた。延べ112人の市民が来場した。米軍機事故から市民を守ることを目的とした「宜野湾市平和な空を守る条例」制定を求める市民の請願を、議会が3月定例会で不採択としたことなどに質問が集中した。

 意見交換では市民から「不採択に疑問が残っている」「市民から出てきた請願はもっと真剣に扱ってほしい」などの意見があった。不採択とした総務常任委員会の桃原朗委員長は「請願者の意見を聞き、有識者の参考意見も聴取し慎重に審査した。委員会と本会議で賛成と反対討論がされ、賛成少数で不採択となった」と経緯を説明した。

 また有機フッ素化合物PFOSなどが市内の湧き水から検出されていることについて市が独自調査することや、交通事故が多い地域への信号機設置、通学路の草刈りなどの要望があった。

 議会報告では総務、経済建設、福祉教育の3常任委員会の取り組みなどが紹介された。市民からの意見は議会で議論し、松川正則市長に政策として提言する。