2002年に米兵による性暴力被害に遭ったオーストラリア人のキャサリン・ジェーン・フィッシャーさんが30日、沖縄県庁で記者会見した。6月24日からスイス・ジュネーブで開催される国連人権理事会で自身の経験や沖縄でやまない米兵による性暴力や殺人事件、事故の実態などについてスピーチすると明らかにした。理事会にはハワイ在住の県系4世、ロバート梶原さんと共に出席。梶原さんは米軍普天間飛行場の撤去や、名護市辺野古の新基地建設中止などを訴える。フィッシャーさんは日米地位協定改正の必要性についても語る予定だ。記者会見でフィッシャーさんは「実態を伝えるチャンスにしたい」と抱負を述べた。
米兵による性暴力被害者の女性が米兵の暴力を国連でスピーチへ キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん
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琉球新報社