畑の手入れも小屋作りも何事も自分でこなす97歳!「自慢のオジー」 沖縄市の97歳男性


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自宅裏の畑で栽培中のトウガンを眺める瑞慶覧朝喜さん=5月28日、沖縄市室川(ジャン松元撮影)

 【沖縄】毎月第1日曜は日曜大工などを推奨するDIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)の日。沖縄市室川の瑞慶覧朝喜さん(97)は、そんな言葉通りに自分でやってみるを実践する人。「何事も自分で行う」が信条のような行動の人だ。身の回りのことはもちろん、畑の手入れに汗を流す毎日。カジマヤーを迎えた年齢を感じさせない元気な生活を送っている。

 毎朝5時ごろに起床すると、自宅から1・5キロ離れた場所までシニアカーを運転することから一日が始まる。230平方メートル(70坪)の畑でシブイやゴーヤー、ヘチマなどを丹精込めて育てている。畑には自分で建てた小屋があり、お昼を済ませて、午後にゆっくりと家に戻る。自宅敷地のあたいぐゎー(家庭菜園)の手入れも欠かさない。

昨年カジマヤーを迎え、家族らから祝福を受けた朝喜さん=2018年10月6日、沖縄市のモーリアクラシック

 長寿の秘訣(ひけつ)を聞くと、首をかしげてはにかむような笑顔を見せる。好き嫌いの全くない食生活も元気の源のようで「何でも食べるよ」と言い切る。育てた野菜を使った料理を楽しみにしているのはもちろんのこと、ステーキやテビチなど肉類も好物だという。

 プロ野球や大相撲を中心にテレビでのスポーツ中継があれば必ず観戦する。沖縄芝居や民謡の番組も楽しみにしている。

 一緒に暮らす長男の朝孝さん(72)は「昔かたぎで、雨が降っても横になっていられないというところがある。いろいろなことに興味があることも若い気持ちでいることにつながっているのではないか」と言う。朝孝さんと妻の洋子さん(67)からは「自慢のオジー」であることが伝わってくる。朝喜さんと長寿のことを話す機会はあまりないと言うが、朝孝さんは「こんなに元気な97歳がいることが誰かの励みになれば、本人もうれしく思うはずだ」と話した。