【ボリビア】のど自慢盛大に シニア16人熱唱 オキナワ日本ボリビア協


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
シニアのど自慢大会で「お父さん」を熱唱する熱田恵美子さん(右)

 オキナワ日本ボリビア協会福祉部(井上光信部長)主催の「第6回シニアのど自慢大会」が5月18日、同協会ホールで開かれた。66歳以上の16人が出場した。「人生坂」や「汗水節」などの楽曲を歌い上げ、自慢ののどを披露し合った。会場では、手拍子のほか、出場者の家族がプラカードを掲げて声援を送り、盛り上げた。

 結果は順位はつけず、歌唱賞、熱演賞、「緊張したで賞」、連続賞などの各賞が参加者全員に贈られた。

 熱田恵美子さん(70)は「お父さん」を熱唱。マイクで夫への愛を語り、「心がこもっていたで賞」を受賞した。熱田さんは「カラオケを歌うことは健康にも良いし、舞台に立って歌うことは何とも言えない。ドキドキするけど、そこに立てば歌が出るし、下手だけど聞かせたい。昨日、夫が事故にあったけど夫も舞台に立って歌えた。歌えたことがすごく良かった」と話した。

 大城稔さん(67)は孫と一緒に「孫」を熱唱し、応援賞に選ばれた。

 休憩の合間に、福祉部の井上光信部長がボリビアの歌「ティンクス」を歌った。婦人らは民族ダンスを披露し会場は盛り上がった。

 (安里玉元三奈美通信員)