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【ブラジル】ブラジル支部65周年祝う 野村流古典音楽協会 沖縄から慶祝団

野村流古典音楽協会ブラジル支部主催の創立65周年記念公演=5月11日、沖縄県人会本部会館

 野村流古典音楽協会ブラジル支部(知念直義支部長)が主催する創立65周年記念公演が5月11日、沖縄県人会本部会館で開催された。約200人の琉球古典音楽愛好家が来場し、音色に聴き入った。

 沖縄県の同会本部から宮城勝秀副会長(宜野湾市)、糸数昌治副会長(沖縄市)、村上佳子書記(豊見城市、愛媛県松山市出身)、古屋順子会計(うるま市)、内間清彦本部町支部長(本部町瀬底島)、玉城流円の會の平良富士子会主(糸満市)ら6人の慶祝団も参加し、会員らと共に三線の演奏と歌と踊りを披露した。

 知念支部長は、沖縄の本部からの慶祝団と、ブラジル沖縄県人会・ブラジル沖縄文化センター(上原ミウトン貞夫会長)を含めた18団体の後援に感謝を述べた。「私たちブラジル支部は戦後間もない1954年10月11日に宮松松吉氏を初代会長に会員19人で創立し、ブラジルの地に野村流の旗を立ち上げた」とあいさつ。記念祭典や公演などを通してブラジル社会における琉球古典音楽や芸能文化の普及と継承、発展に取り組んできたと説明。観客に「琉球古典音楽の神髄と琉球舞踊の優雅な舞をお楽しみください」と語った。

 公演の幕開け斉唱は、慶祝団と同支部の全員による「かぎやで風節」から始まった。カンポ・グランデ市から訪れた新垣マテウスさんが「恩納節」を、クリスチアン・プロエンサさんが「こてい節」を独唱し、伸びやかな声を響かせた。

 慶祝団による「遊び仲風」に合わせて玉城流円の會が舞踊を披露。「花笠踊」「瓦屋節」などで会場を盛り上げた。

 (城間セルソ明秀通信員)