パルコに県内27ブランドが出店 「アパートメント沖縄」伝統技法やデザイン生かしたアクセサリー、洋服を販売


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沖縄発のブランドを集めた「APARTMENT OKINAWA」の金江幸一代表(前列左から4人目)と参加ブランドの関係者ら=13日、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館

 沖縄県内のアパレルやアクセサリーなど27のブランドを取り扱う店舗「APARTMENT OKINAWA(アパートメント沖縄)」が、6月27日に開業するサンエー浦添西海岸パルコシティに出店する。沖縄らしさをイメージした各ブランドの商品を一つの店舗で販売するほか、ブランド同士のコラボ商品なども取り扱う。県外への常設店舗の設置も見据えている。

 アパートメント沖縄は県内の個性あるブランドが集まることで、沖縄発のファッションを県内外に広く発信するプロジェクトとして2017年4月に発足した。関東、関西、九州などで期間限定の店舗を設けるなどし、販売実績を積み上げつつ市場調査にも取り組んだ。

 27ブランドは沖縄の伝統的な技法やデザイン、素材を使った商品を展開している。パルコシティへの出店後は、来年春をめどに阪急阪神百貨店の福岡県の店舗、博多阪急への常設店設置も予定している。

 アクセサリーなどを取り扱うホーセル社長で、プロジェクトの代表を務める金江幸一氏は「新しい沖縄を感じてもらえるよう取り組み、若手の育成もしながら『ファッションの島沖縄』を目指したい」と意欲を語った。