【ボリビア】外国語教師へ感謝表現 第1日ボ校「先生の日」楽しむ


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「先生の日」のさまざまな余興で生徒に祝福される先生ら=6日、オキナワ第1日ボ学校

 ボリビアで毎年6月6日は「先生の日」。この日は学校に集まって、生徒らは日頃お世話になっている先生方へ感謝の気持ちを伝える。オキナワ第1日ボ学校は6日午前10時から同校で「先生の日」を行った。スペイン語、日本語の先生ら19人が生徒らの拍手で迎えられて入場。生徒らの出し物やゲームを楽しんだ。

 スペイン語と日本語の流行の曲を使った出し物では、妖怪ウォッチの「ようかい体操第一」や「マルモリダンス」が披露された。

 催しを終えて、生徒会長の諸見謝春香さん(13)は「先生の日を最高に過ごしてほしかった。今まで教えてくれたことに感謝したい。その気持ちをいろんな出し物で伝えたかった」と話した。

 6月6日は、ボリビアの教育者、政治家、外交官として活躍したモデスト・オミステ氏の誕生日。彼はボリビアに初めて公立の初等学校を設立。英語やフランス語のさまざまな書物をスペイン語に翻訳し、自費で印刷、学校に配布した。教育に多大な影響を与えた彼の誕生日を「先生の日」と制定した歴史がある。

 (安里玉元三奈美通信員)