高機能バス停、県内2ヵ所に 情報表示やWi-Fi


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さまざまな機能を有するハイグレードバス停のイメージ(沖縄総合事務局提供)

 沖縄総合事務局は21日、バス乗客の利便性向上を目的に「ハイグレードバス停」を供用開始すると発表した。バス停に設置したモニターにバスの接近や遅延、天気や観光などの情報を表示する。フリーWi―Fi(ワイファイ)も整備する。高機能のバス停を配置することで、公共交通の利用促進につなげることを目指す。

 ハイグレードバス停は県内2カ所に設置する。7月1日に那覇市の農林中金前(国道58号北方面行き)、7月8日に北中城村の比嘉西原(国道330号南方面行き)で供用開始予定となっている。

 バス停車帯はそれぞれ30メートルに拡張されており、バス2台が停車できるようになった。

 農林中金前と比嘉西原の両バス停でハイグレードバス停を導入し、費用対効果などを検証しながら新たな場所への設置を検討する。