LGBT(性的少数者)をテーマに50人にインタビューしたドキュメンタリー映画「私はワタシ~over the rainbow」が22日、那覇市の桜坂劇場で公開され、プロデューサーで女優の東ちづるさんと増田玄樹監督が舞台あいさつした。
映画は“女装詩”を朗読する長谷川博史さんへのインタビューを軸に、当事者の語りを収録した。
東さんは「撮り始めはLGBT特有の話を求めていた。しかし、それは私の偏見だった。なりたい自分になりたい、私は私。それは誰もが同じように思うこと。その言葉を紡いで映画ができた」と語った。増田監督は「LGBTに向き合うのではなく、一人一人に向き合うスタンスで撮った」と話した。
映画は28日まで毎日午後7時半から上演している。