浦添市経塚で30日午前10時から不発弾処理 避難対象千人超 路線バスも一部迂回


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 【浦添】浦添市経塚で5月27日に見つかった米国製5インチ艦砲弾1発の不発弾処理が30日午前10時から、発見場所で行われる。処理現場から半径230メートル内の532世帯約1170人と59事業所が避難対象となる。避難場所は市前田の国際協力機構(JICA)沖縄センター体育館。

 市によると、避難対象者が千人を超える規模は珍しいという。

 午前9時25分から避難誘導、同55分から周辺道路の交通規制を行う。現地対策本部は浦添グリーンハイツ公民館で、同11時までに作業完了の予定。

 現場処理に伴い、県道153号と市道グリーンハイツ線の一部区間が封鎖されるため、路線バスが一部、市道国際センター線へ迂回(うかい)する。該当するのは東陽バスの191番。不発弾処理中は「経塚」「第二経塚」「茶山団地前」のバス停には停車しない。