東京・国立市議会が辺野古新基地建設中止を求める意見書可決


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作業が進む工事現場=名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸

 【東京】東京都の国立市議会(石井伸之議長)は25日の2019年第2回定例会最終本会議で「沖縄県民投票の結果を尊重し、辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義および憲法に基づき公正に解決することを求める意見書」案を賛成多数で可決した。

 県民投票を尊重し、辺野古新基地建設の中止と普天間飛行場の県外・国外移転について国民的議論で解決すべきだとの意見書採択を求める元山仁士郎さんらの陳情を受けて議員提案された。自民党と公明党、新しい議会の3会派8人が反対し、ほかの6会派11人が賛成した。1人は早退した。