高江ヘリパッドで道路工事再開 住民が防衛局に抗議


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重機が搬入されたN1ゲート=1日、東村高江

 【東・国頭】沖縄県東村と国頭村にまたがる北部訓練場内で政府が米軍ヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)を建設した問題に関し、沖縄防衛局は1日、ヘリパッドにつながる関連道路の改修工事を再開した。国の特別天然記念物であるノグチゲラの営巣活動のため一時中断していた。工期は2020年2月末までの予定。

 住民らが座り込み抗議を行う前の早朝、工事で使用すると思われる資機材の搬入が始まった。午前6時20分頃に重機運搬車両3台、午前8時頃にトラック2台と普通乗用車2台がN1ゲートから出て行く様子が確認された。

 高江に住む伊佐育子さんは「生活を守るために抗議を続ける」と話した。