【沖縄】「ササの葉さらさら 軒端に揺れる」―。沖縄市中央の一番街商店街で「第44回一番街七夕まつり」(沖縄市一番街商店街振興組合主催)が4日、始まった。吹き流しなどの七夕飾りがアーケードを彩り、道行く人の目を楽しませている。同日、市内の幼稚園や保育園の園児らが訪れ、童謡「たなばたさま」を合唱するなどして、まつりを楽しんだ。
園児らは「野菜が食べられるようになりたい」「竹馬ができるようになりますように」などの願い事を短冊に書き、ササの葉に結びつけた。金嶺篤樹さん(5)は「学校の先生になりたい。小学校に行ったらいっぱい勉強する」と語り、短冊に思いを託した。
七夕まつりでは、約30年ぶりに「コザ街浴衣コンテスト」が復活する。商店街の若手経営者らが中心となり、企画した。6日午後4時から「コザBOX」前で開かれる。グランプリには賞金1万円や商店街の店舗の商品などが贈られる。応募定員15人。応募条件は20歳以上。
フェイスブックのページ「コザ街浴衣コンテスト」で申し込める。【琉球新報電子版】