ボリビアオキナワ移住地の連合婦人会(山城信子会長)は6月15、16の両日、第一地域公民館でラーメン作りの講習会を開いた。婦人会に所属する女性ら76人が参加し、スープや卵の仕込み、チャーシュー、麺の作り方などを学んだ。参加者は熱心に耳を傾け、講師の説明のメモをとった。
ラーメン作り講習では、豚骨と鶏の濃厚スープ、鶏のあっさりスープなど4種類のスープと、しょうゆダレ、塩ダレの2種類の味を学んだ。分量の測り方や煮玉子の卵を真ん中にする方法に参加者らは驚いていた。小麦粉からこねて作る麺は、力がない女性でも作れる方法を学んだ。
講師は、千葉県松戸市のラーメン店「13湯麺」を経営する松井一之さん、美和さん夫妻。千葉の「ラーメン四天王」としても知られているという。昨年、ブラジルのクリチバでラーメン講習会を開き、今年は縁があって隣国ボリビアでも開催に至った。
山城会長は「とても好評だった。準備は大変だったけど、日本から専門の講師を招いた学べる場をこれからももっと作っていきたい」と話した。
(安里玉元三奈美通信員)