国際ロータリークラブ ガバナーに新本氏就任


社会
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新本博司氏

 沖縄県内の11、東京の60クラブで構成する国際ロータリー第2580地区(会員数約3080人)の2019―20年度ガバナーに、那覇ロータリークラブ(RC)会員の新本博司氏(74)が1日付で就任した。沖縄分区からの就任は12―13年度の石川正一氏以来、7年ぶり5人目。企業の経営者などで構成するRCの社会奉仕と親睦活動の充実に向け、新本氏が統括する。補佐役の地区幹事には新垣淑典氏(那覇RC)が就いた。

 地区方針に「奉仕の実践/平和で明るい未来」を掲げる新本氏は「多様化する社会のニーズを掘り起こし、家族、地域、国々をつなげる活動を充実させたい。奉仕活動を社会に知ってもらう公共イメージの向上に取り組みたい」と語った。来年2月沖縄で開かれる地区大会で初の「平和フォーラム」開催も計画している。

 新本氏は1969年、琉球石油に入社。りゅうせき商事常務などを歴任し、2009年からドリームサポート代表取締役。96年に那覇RCに入会し、07―08年度に会長を務めた。那覇市社会福祉協議会長も務めている。