オリオン社長に早瀬氏 外資系で手腕、7月中にも決定


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 オリオンビール(浦添市)は17日までに、外資系企業日本法人の社長を務めた早瀬京鋳氏を社長兼最高経営責任者(CEO)に迎える方針を固めた。今月中に開く株主総会などで正式決定する見通し。外資系企業で実績を重ねた早瀬氏の手腕を生かし、県内シェアの回復や海外展開の拡大など戦略を進める。

 オリオンは6月に新たな経営体制を決定した。マーケティングの専門家などを執行役員に迎え入れ、主力となるビール事業の立て直しを目指す。
 代表取締役兼専務執行役員の宮里政一氏が新社長の選任まで社長代行を務めている。
 オリオンは野村キャピタル・パートナーズとカーライル・ジャパン・エルエルシーの株式公開買い付けを受け入れ、両社が設立したオーシャン・ホールディングスの子会社として事業を展開する。