経済

「まず県内シェアを回復」 オリオンビールの早瀬京鋳社長が就任会見 働き方はじめ社内改革にも意欲

オリオンビールの社長兼最高経営責任者(CEO)に就任しあいさつする早瀬京鋳氏=22日午後、那覇市安里のホテルロイヤルオリオン

 オリオンビール(浦添市)は22日、取締役会と株主総会を開き、カナダのスポーツウエアブランド「ルルレモンアスレティカ」の日本法人社長を務めた早瀬京鋳氏(51)を代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)に選任した。外資系企業などでマーケティングやブランド戦略を手掛けた早瀬氏を経営トップに迎え入れ、主力のビール事業の強化を図る。

 那覇市のホテルロイヤルオリオンで就任会見した早瀬氏は「まず県内シェア回復を優先的にやる。オリオンが沖縄経済のモデルになれるかが重要になる」と述べ、オリオンブランドの内外への発信をはじめ働き方改革など社内制度の改革にも意欲を示した。

 オリオンは野村キャピタル・パートナーズと米投資会社のカーライル・ジャパン・エルエルシーの株式公開買い付けを受け入れ、両社が設立したオーシャン・ホールディングスの子会社として事業を展開する。早瀬氏の社長就任に伴い、代表取締役兼専務執行役員の宮里政一氏は社長代行の兼任を解かれた。

 早瀬氏はルルレモン社日本法人の社長を21日で退任した。オリオン社長の就任について「沖縄の象徴となる素晴らしいブランドが第2の創業を迎える。歴史的な状況の中で大役を引き受けた」と話した。

 オリオンは8月から3カ月程度かけて会社の現状や社内組織などを分析し、11月をめどに新たな中期経営計画を策定する。

<早瀬氏略歴>
 はやせ・けいじゅ
 1968年3月6日生まれ、福岡市出身。九州大経済学部を卒業後、91年に家庭用品大手メーカーP&Gノースイーストアジアに入社した。英通信大手ボーダフォン、コカ・コーラジャパンで勤務し、トリンプ・インターナショナル・ジャパンで副社長を務めた。2017年にルルレモンアスレティカ日本法人社長に就任した。


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