バワーズ准将が司令官に就任 米海兵隊太平洋基地


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部隊旗をポール・ロック少将(手前)から受け取るウィリアム・バワーズ准将=26日、宜野湾市の普天間飛行場

 在沖米軍基地などの施設を管理する米海兵隊太平洋基地司令官の交代式が26日、宜野湾市の米軍普天間飛行場で催された。旧司令官のポール・ロック少将に代わり、新たにウィリアム・バワーズ准将=写真左=が司令官に就いた。ロック少将は新たに第3海兵遠征軍副司令官・第3海兵遠征旅団司令官に就任した。

 バワーズ准将は「この重大な任務をわが国のために成し遂げるため、毎日、最善を尽くす」と述べた。ロック少将は「ふさわしい司令官を迎え入れることに喜びを感じるが、自分が去るのは寂しく思う」とあいさつした。

 交代式は普天間飛行場南側にある垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの格納庫で実施され、海兵隊員や自衛隊、地元自治体関係者ら約200人が出席した。