2020年4月に沖縄県豊見城市豊崎で「DMMかりゆし水族館」の開業を予定するDMMリゾーツ(豊見城市、市川大介社長)は29日、沖縄都市モノレール(ゆいレール)の車両へのラッピング広告を開始した。
当初は1種類のデザインだが、開業までに計4種類のデザインの車両を走らせる計画だ。
那覇空港駅で開いた出発式で市川社長は「沖縄では見られない生物の展示や、演出上の仕掛けなども考えている。県民をはじめ観光客にも足を運んでもらえる施設にしたい」と開業に向け意気込みを語った。
DMMかりゆし水族館は約60基の水槽を備え、沖縄をはじめ亜熱帯、熱帯の海洋生物や動植物約190種を展示する。最新の映像表現や空間演出に関する技術を活用し、リアリティーのある海洋環境や亜熱帯地域の環境を再現する。
ラッピング車両にはペンギンやウミガメなどの生物やハイビスカス、ヤシなどの植物が全面に描かれ、水族館の雰囲気を感じられるデザインになっている。