精鋭の演武に熱視線 国際沖縄剛柔流連盟 空手儀式、50ヵ国参加


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「転掌」を披露する東恩納盛男最高師範=4日、那覇市の県立武道館

 7月29日から開催されている第8回沖縄伝統空手儀式(国際沖縄剛柔流空手道連盟主催)が4日に最終日を迎え、那覇市の県立武道館で演武大会が行われた。同連盟の発足40周年記念大会で、約50カ国から千人余が参加した。東恩納盛男最高師範や各国支部の精鋭らによる演武、型に熱い視線と拍手が送られた。

 同大会はこれまで「世界武道祭」の名称で開催されてきた。沖縄伝統空手を儀式としてユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産に記載(登録)することを目指し、今回から「沖縄伝統空手儀式」と改めた。

 オランダから参加したシドニイ・ライアンホルストさん(47)は「元々は他の武道を学んでいたが、より自分に合ったスタイルを求めたことで沖縄伝統空手と出合った」と話した。