社会

沖縄と人間生きざま活写 石川真生さん、13日から「大琉球絵巻」

「大琉球写真絵巻2019」で展示される作品「北限のジュゴン調査チーム、ザン」(©Mao Ishikawa)

 写真家・石川真生さん(66)の写真展「大琉球写真絵巻2019」が13日から18日まで那覇市久茂地の那覇市民ギャラリー(パレットくもじ6階)で開催される。同展のパート6として新作22点を展示する。過去の同展のシリーズからはパート1、パート3、パート5の作品も展示する。石川さんは「私が出したい沖縄を出している。自由な見方で見てほしい」と話し、来場を呼び掛けた。

 今回は、知事選や名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票、北谷町で発生した米海軍兵による女性殺害事件について表現した写真などを展示。今帰仁村で見つかったジュゴンの死を悲しむ女性たちや精神障がい者を敷地内の小屋や自宅の一室に隔離する「私宅監置」、自宅で出産する女性などをテーマにした作品もある。

 6回を重ねる「大琉球写真絵巻」。これまでの来場者からは「(同展を)見に来たことがきっかけで、琉球の歴史を勉強するようになった」という感想も聞かれた。石川さんは自身の活動について「青い海も青い空も撮らない。沖縄に関係ある人の、人間の生きざましか撮らない」と話す。

 展示時間は午前10時から午後7時まで(18日は午後5時まで)。開催中は毎日午後2時から石川さんのギャラリートークが行われる予定。入場料は千円。高校生以下は無料。問い合わせは(電話)098(867)7663。


「大琉球写真絵巻2019」で展示する作品を前に、沖縄の社会状況などについて語る写真家の石川真生さん=那覇市泉崎の琉球新報社








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