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【ロサンゼルス】LAの総領事、千葉さん離任 父は「沖縄返還交渉人」

 2016年に着任した千葉明ロサンゼルス総領事=写真=が3年間の任務を終え、8月中旬に離任することが決まった。天皇陛下即位祝賀および自身の離任レセプションを7月19日に総領事公邸で行った。日米関係の強化のために共に汗を流したゲスト430人との別れを惜しんだ。

 3年間を振り返ると、ロサンゼルス地域と日系人との関係強化に尽力した功績は多い。千葉総領事は「最大のプロジェクトはハリウッドにジャパンハウスを立ち上げたことであった」とレセプションであいさつ。3年のうちに2回にわたって地元の米大リーグ、ドジャースとエンゼルスの始球式で投球。沖縄生まれの県系2世、デーブ・ロバーツ監督や前田健太投手、大谷翔平選手らを励ました。

 千葉総領事の父一夫氏は異色の外交官として「僕は沖縄を取り戻す」と沖縄返還時に日本のプライドをかけアメリカと戦った。NHKドラマや映画にもなった。千葉総領事は「LAフィルや公邸で太鼓や琉舞を米市民に紹介できたことと並んで、公邸料理人に指導した沖縄料理が好評だったことがよい思い出だ」と振り返った。(当銘貞夫通信員)


(2019年8月11日付 琉球新報/朝刊/7頁/国際 掲載)