経済

野菜の高値 旧盆を直撃 レタスの値段は1・5倍に…沖縄県外の日照不足、台風も影響

旧盆と新盆が重なったことや台風の影響などで高値となった野菜類=14日、那覇市おもろまちのサンエー那覇メインプレイス

 沖縄の旧盆と全国の新盆が重なったことによる需要の高まりや、県外の日照不足と猛暑などの影響で、キャベツやレタスなど葉物を中心に野菜類が県内で値上がりしている。スーパーの青果担当者らによると、平年の5割以上の価格になっている野菜もある。台風の影響で船舶が欠航し、県外産の青果が品薄になった影響も一部出ている。先週末に先島諸島を通過した台風9号による農作物被害や船便の乱れ、台風10号の本土襲来で盆明け後も野菜の品薄状況が続く可能性もある。

 サンエーの青果担当者によるとレタスは5割、キャベツは3割、ダイコンは1・5割ほど高くなった。キュウリは産地の九州に台風が接近し、船舶が欠航となった影響で品薄となり、価格が約3割上がった。担当者は「入荷が減少し、需要と供給のバランスが取れていない。サイズを半分にして価格を抑えるなど買いやすいよう工夫している」と話した。

 コープおきなわは旧盆の供え物向けのメロンやブドウなどについて船舶の欠航による品不足を補うため、一部航空便で仕入れるなどの対応を取った。担当者は「送料は高く付いたが客に迷惑を掛けないよう価格は据え置いた」と話した。レタスなど県外産の葉物を中心に値上がりした。

 イオン琉球は仕入れ方法などの関係から全体的に大きな影響は出ていないという。担当者は「台風10号が四国・中国地方に接近しており、被害が大きいと影響が出る可能性がある。葉物は北関東や長野県などから仕入れており、台風の進路によっては影響が広がりかねない」と懸念した。
 (外間愛也、石井恵理菜)