初の全国女子相撲で優勝 沖縄・小6の島袋心海が頂点 団体も準V


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第1回わんぱく相撲女子全国大会6年生の部で優勝を果たした島袋心海=25日、葛飾区奥戸総合スポーツセンター(提供)

 小学4~6年生の女子を対象とした初の全国相撲大会「第1回わんぱく相撲女子全国大会」が25日、東京都・葛飾区奥戸総合スポーツセンターで開かれ、6年生の部で島袋心海(しんか)(伊江西相撲クラブ)が優勝した。5年生の部は比嘉羽里奈(はりな)(同)は8強に入った。4年生の部に出た仲宗根未久(浦城小)は健闘したが勝ち星は挙げられなかった。沖縄チームは出場選手の成績で争う団体戦でも準優勝を果たした。

 初の女子大会でトロフィーを手にした島袋は「初めて大きなトロフィーを手にしてうれしかった。中学でも相撲を続けていきたい」と初めて実現した全国大会で頂点に立った喜びを語った。

 例年、両国国技館で開催され、ことしで35回を数える全国大会は、これまで男子が対象で、女子の出場は認められていなかった。沖縄など各地の関係者の要請を受け、東京青年会議所が初開催を決めた。

 女子全国大会の創設に伴い、6月に開かれた沖縄県予選は男女別で行われ、島袋ら代表を選出していた。