おきぎん経済研究所(東川平信雄社長)は29日、4月に開催された第11回沖縄国際映画祭の経済波及効果の試算結果として、総合効果で85億4077万円だったと発表した。雇用誘発効果は推計で613人だった。
前回と比べて総合効果は6・4%増加し、雇用誘発効果の推計は31人増えた。
主催者や運営会社、現地スタッフに県外・海外客は合計で4万4401人と推計され、宿泊費や飲食費などの支出総合計は40億7136万円だった。運営費などのイベント関連費用や宣伝・広告費などによる需要増加額は6億3835万円で、直接効果は47億971万円と試算した。
賃金などの雇用者所得誘発額は総計で23億2516万円となった。