【ロサンゼルス】110年間の活動評価 北米県人会に地域貢献賞


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地域貢献賞を受け取った北米沖縄県人会のエディー神谷会長(中央列右から2人目)や、今年の2世ウイーク女王のジュリ・ヨシナガさん(後列左から4人目)ら

 恒例の日系社会のイベント、第79回2世ウイーク祭パレードが8月11日、カリフォルニア州ロサンゼルス市のリトル東京で行われた。翌12日には2世ウイーク委員会設立貢献賞授与式がダブルツリー・ヒルトンホテルで行われ、北米沖縄県人会に地域貢献賞が贈られた。

 エディー神谷会長が代表で表彰状を受け取った。約400人が参加した。グランドマーシャルには今年100歳を迎えた三宅明己氏が選ばれ、4つの賞が7団体・個人に贈られた。

 北米沖縄県人会は1909年、ロサンゼルス地域の沖縄出身1世が中心になって活動が始まった。

 ウチナーンチュの友好親善ならびに古い沖縄の習わし、琉球舞踊や民謡に親しんだことがきっかけで、現在も若いウチナーンチュが継承と発展に取り組んでいる。

 ロサンゼルス市の隣接都市ガーデナ市に三つのビルがあり、NPOとして登録、900人以上のメンバーで構成されている。

 アメリカ全土(ハワイを除く)の各県県人会でトップの会員数となっている。

 (当銘貞夫通信員)