
8月31日に米ガーデナ市で開かれた北米沖縄県人会の創立110周年記念式典では、100歳のベティー・シマブクロさんをはじめ、90歳になるテルコ・ドロシー・アワクニさん、沖縄県人会初の女性会長を務めた呉屋君子さんらに県から感謝状が贈られた。
沖縄県人会芸能部に貢献したとして宮城能松、新城義道、石原春雄、与那嶺恵子、新田保雅、照屋勝子、遠藤なおみの各氏らにも、県文化観光スポーツ部の山城貴子文化スポーツ統括監から感謝状が手渡された。
沖縄からは県議会の赤嶺昇副議長を団長に、県議14人と職員2人、県庁から3人、八重山郷友会から末吉康敏さんら7人の計26人が祝いに駆け付けた。
式典前の懇親会はエイミー・オノさんが日米両語で司会を務め、世界のウチナーンチュ大会や県費留学、ジュニアスタディーなどで活発な意見を交わした。
議員団はロサンゼルスや沖縄県人会などに対する思いを各自が報告。日系博物館の素晴らしさや沖縄県系人の米国における苦労と努力で今日を築き上げたことへの共感に触れた。
(当銘貞夫通信員)