8日午後5時半ごろ、沖縄県浦添市仲西の国道58号の那覇向け車線で、陸上自衛隊第15旅団所属とみられる装甲車が、機銃を進行方向に向けた状態で走行している様子が確認された。撮影した男性によると車両は2台で走っており「銃にカバーを付けず、陸自の車両が走っているのは初めて見た」と語った。琉球新報の取材に対し、陸自は「通常の移動であり、問題はないと考えている」と回答した。
車両は陸自の87式偵察警戒車とみられ、第15旅団第15偵察隊が発足時に県内に配備されたとみられる。隊員が車両から顔を出し、25ミリ機関砲が前を向いた状態で走行していた。陸自は銃口にカバーを装着していたとしている。