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「最終的にはまぜこぜの社会に」 女優の東ちづるさん LGBTsへの理解訴える

映画撮影について語る東ちづるさん(右)とシアタードーナツ代表の宮島真一さん=1日、沖縄市中央のシアタードーナツ・オキナワ

 【沖縄】沖縄市のカフェ映画館「シアタードーナツ・オキナワ」は1日、ドキュメンタリー映画「私はワタシ~over the rainbow」(増田玄樹監督)のプロデューサーで女優の東ちづるさんによるトークライブと上映会を開いた。東さんは「最終的にはまぜこぜの社会を目指す」と話し、映画をきっかけにLGBTsへの理解が深まることを願った。

 映画は東さんがインタビューした当事者ら50人の語りが収録されている。さまざまなセクシュアリティー(性のあり方)の当事者が過去の自分や家族へのカミングアウト、日本の現状などについて思いを伝えた。上映後は観客から自然と拍手が起こった。

 トークライブはシアタードーナツ代表の宮島真一さんが司会を務め、東さんが75時間にわたった撮影や制作について振り返った。撮影で沖縄県出身者が「カットしてほしい」「地元には親が知っている自分に『戻して』帰る」と話したことを紹介。「家長制度が根強い沖縄だから難しい問題がある。まずLGBTsについて知ることが大切だ」と語った。

 同日那覇市で開催されたピンクドット沖縄へ参加した後に足を運んだ久場徹平さん(11)=那覇市立城北小6年=は「今まで知らなかったいろんな言葉を知った」と話した。母親のちとよさん(43)は「子を持つ親として、親が学ぶべきことは多い」と語った。映画は27日まで上映。料金は1300円。問い合わせは(電話)070(5401)1072。