在沖久松郷友会の第57回敬老祝賀会が15日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。宮古島市の久貝・松原出身者や関係者ら約450人が集まり、70歳以上の会員の長寿を祝った。
在沖久松郷友会の会員数は約1150人で、この日は約300人の敬老対象者が出席した。100歳を超える会員4人には祝い金が贈呈された。
狩俣和彦会長は「大志を抱いて本島に渡られた先輩方の功績に、改めて感謝申し上げる」とあいさつ。今年、数えで70歳を迎える新敬老者26人の代表・松原春栄さんが「人生100年時代、まだ70歳という心意気で地域への関わりを心掛けながら過ごしていきたい」と力を込めた。父親が久松出身の川上康琉球銀行頭取も来賓あいさつをした。
祝賀会は参加者全員による宮古島伝統の「クイチャー」でフィナーレを迎え、大盛況のうちに幕を閉じた。