基幹急行バスのロゴできたよ わった~バス党 運行開始で3社に贈呈 コザ-那覇間を結ぶ路線に


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基幹急行バスロゴサイン贈呈式に出席する(左から)宮城力県企画部長、琉球バス交通の小川吾吉社長、東陽バスの新入勝行社長、沖縄バスの金城欣光常務、「わった~バス党」のあさとばん幹事長、あさとゆうこ党首=19日、県庁

 沖縄市のコザから那覇バスターミナルを結ぶ基幹急行バスが24日に運行開始するのを前に、お笑いコンビゆうりきや~の山田力也さん扮(ふん)する「わった~バス党」のあさとゆうこ党首らが19日、基幹急行バスを走らせる琉球バス交通、沖縄バス、東陽バスの3社にロゴサインを手渡した。

 ロゴサインは目に付きやすい赤地に白字で「基幹急行」と記され、速さを連想させる3本の白い線を走らせた。前方乗車口付近と停車バス停に貼られる。車体前後の電光掲示板にはピンク色で系統番号を表示する。

 3社を代表して琉球バス交通の小川吾吉社長は、「基幹急行バスが公共交通機関の速達性の向上と利用者の利便増進につながってほしい」と話した。

 また、玉城デニー知事は19日の定例会見で「定時速達性が求められている」と基幹急行バスへの期待を示し、通常運行と比べて平日の上り便で12分、下り便で10分ほど時間短縮の効果があると述べた。「バスレーンの延長など、さらに取り組みを進めていきたい」と意気込んだ。

 基幹急行バスは24日に琉球バス交通が先行運行を開始し、東陽バスと沖縄バスを加えた本格運行は10月1日を予定する。1日に上り16便、下り12便運行する。